店舗物件探し〜果てしなき道〜

先日、個人の和菓子店の開業に向けて、店舗物件を契約しました。

7坪弱の小さな物件です。スモールスタートで開業を希望していた私にとって、ちょうどいいサイズの店舗でした。

店舗物件は、結構前からインターネットで探し続けていたのですが

なかなかいい物件とめぐり合うことができませんでした。

いい物件は市場に出回ることなく、ツテのある関係者に流れていくのだそう。

個人で開業を目指す人にとっての最初の壁ですね。

私の場合、通勤電車で移動時間を利用してインターネットで検索しまくる、というのが毎日のルーティンになっていましたが、半年以上経った頃、これじゃらちが開かないと思い、フルタイム勤務を辞めて本格的に探し始めることにしました。

今回は、私が物件を決めるに至った長い長い道のりをブログにしたためたいと思います。

これから店舗物件探しをする方の参考になればうれしいです。

目次

店舗物件探しの方法〜私のケース

私の物件探しの方法は主に3パターンでした。

  • インターネットで探す
  • 不動産会社にお願いする
  • 自分の足で探す

まず❶の「インターネットで探す方法」ですが、私はあらゆる物件検索サイトに登録し、毎朝チェックすることを習慣にしていました。

物件検索サイトに希望条件を登録すると、新着物件情報が出た際にメールなどでお知らせしてくれるので便利です。

しかし情報量が多いわりには、なかなか希望に合う物件はでてきませんでした。

気になる物件についてサイトから問い合わせをクリックしても、不動産会社から何の反応もないこともしばしば。

そうこうしているうちに、気になる物件がサイトから消えていたりするので、チャンスを逃さないためには、見つけたらすぐ不動産会社に電話して話を伺うことを心がけていました。

❷の「不動産会社にお願いする」方法ですが、私は3社ほど実際に足を運び、相談しに行きました。

不動産会社に相談すると、まれにサイト未掲載の物件情報を提供してくれたりするので、チャンスは広がると思います。

ただし、自分から聞きにいかないとタイムリーに情報を得ることはできないので、一度関係を作ったらまめに電話して「新しい情報はないか」確認していました。

賃貸物件には一般のユーザーは閲覧できない業者専用サイトというものがあるそうで、不動産会社は市場に出回る前のお宝物件情報をいち早く知ることができるのだそうです。

さらに、このサイトにも掲載されない「超」のつくお宝物件は、水面下で関係者間でやり取りされるのだそうです。

こういう世界ですので、初出店の開業者にはハードルが高いのはやむを得ないです。

❸の「自分の足で探す」方法は、自分の希望エリアを実際に歩き、空き店舗や「テナント募集」の張り紙の物件を探してまわる方法です。

気になる物件は近隣の不動産会社にお願いして調べてもらったりしました。

マラソンが趣味の私は、練習も兼ねて走りながら街を物色。

ネットで情報だけ見るよりも実際に足を運んで自分の目で見るほうが、周辺環境や人流の傾向などが分かるので、立地の検討にも役立ちました。

私の場合、❶をひたすら半年続けましたが、フルタイム勤務を辞めて❷❸に専念した結果、わりとすぐ希望の物件を見つけることができました。

初出店の物件探しの戦略とは

店舗物件探しは時間と労力がかかります。

人気のある物件は申込が複数あるため審査が厳しくなりがちで、結果、実績や信用力のある人が勝ち取っていく

また、いい物件は水面下でやりとりされるので、初出店の開業者には手が届きません。

店舗物件の市場とはそんな世界なのです。

ではどうすれば物件が見つかるのか。

それは、物件に100点満点を求めないことです。

私の場合、「もっといい条件の物件が出てくるかも」という思いもあり、気になる物件があってもなかなか決断できずにいました。

それまでかなりの時間を物件探しにかけていましたが、ある開業セミナーで「将来の120点物件を取得するために今100点満点を求めない」ということを学び、物件を決断することにしました。

家賃や広さ、立地、居抜きかスケルトンかなど、物件を選ぶ際の基準は色々ありますが、

自分が「絶対に外せない条件」、「できれば欲しい」条件を整理します。

「できれば欲しい」条件は、営業努力で補えないか検討します。

営業努力で補えるなら、多少点数が低くても受け入れること

例えば立地条件がよくないケースでは、SNSやブランディングに力を入れて、「目的来店型」の集客に切り替えることでカバーできます。

SNSやブランディングの方向性、顧客ターゲットも、一等立地の店舗とは異なる店舗設計が必要になります。

初出店の開業者の場合、100点満点の物件が見つからなくてもやむを得ません

まずは1店舗目で着実な実績づくり、信用づくりをしていくことで、その次のステップとして

公開前の物件情報が入りやすくなる、同時審査で勝ちやすくなる

といった土台ができあがります。

最初は小さく、土台が築けたら拡大していけばいい。

今はそのための地道な準備期間だと考えればいいわけです。

何はともあれ、物件が決まってからも、やらなければならないことは盛りだくさんです。

次は内装工事です。これもハードルが高そうですが、めげずに進みたいと思います。

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