お役所仕事と法の壁

先日、美容院に行った時のこと。

私のカットを担当してくれたのは若い女性美容師さん

シャンプーからカット、マッサージに至るまで、全てがとっても丁寧で、すごく満たされた気持ちになってお店を後にしました。

飲食店にしても洋服店にしても、感じの良い店員さんっていますよね。

感じの良い接客をしてもらったら印象に残るし、また利用したいって思うもの

さて、公務員はどうかと言いますと、

初任者研修では「役所はサービス業」だとみっちり教えこまれます。

役所にとって住民は「お客様」なのです。

ただ、役所が民間と決定的に違うのは、役所は住民を選べないし、住民も役所を選べないということ。

このことで、しばし役所VS住民の衝突が発生します。

住民からしてみたら、「杓子定規」 「もっと融通をきかせてくれ」 「住民に寄り添ってくれ」だし

役所からしてみたら「無理なものは無理」 「例外を認めたらルールがなしくずしになる

形式的で非能率的な役所の仕事を非難していう「お役所仕事」という言葉がありますが、役所の仕事は法に基づいてるのでやむを得ないところがあるのです。

この「法の壁」がなかったらどんなに楽なことか

と何度も思うことがありました。

感情に寄り添いすぎると自分がパンクするので、住民との距離感は付かず離れずというのが自然と身についてくるんです。

これが時に「お役所仕事」と捉えられてしまうんですね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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