公務員を目指したきっかけと実際にやってみて感じた「やりがい」について

公務員を辞める決断をした筆者ですが、公務員の仕事が嫌でしょうがなかったという訳ではありません。

むしろやりがいを感じていたからこそ20年以上続けることができたんだと思います。

今回は、筆者が地方公務員という仕事を目指したきっかけ、実際にやってみて感じた「やりがい」について、改めて振り返ってみました。

目次

地方公務員を目指したきっかけ

大学4年に就職活動を始めた頃、たまたま行った近所の公園の景色が、とても幸福にあふれた景色に見えた瞬間がありました。

この公園はごくありふれた普通の公園ですが、子供や親、高齢者、カップルなど色んな人たちがそれぞれの時間を自由に過ごしている。

普段何気なく見ている景色ですが、その時はなぜか特別な景色のように映ったのです。

「この景色みたいな まちづくりがしたい」

そんな気持ちで地方公務員の道を選びました。

私にとってはこの景色が象徴的な存在として今も心に残っています。

公務員になって実感した「やりがい」

私が公務員になってから、色々な仕事をやってきましたが、中でも印象に残っているのは社会教育の仕事です。

それは、市民大学といって、「大人になって学びなおしをしたい人」や「リタイアして地域活動を始めたい人」などに専門的な学びの場を提供する事業でした。

市民大学の参加者の中には、それをきっかけに地域活動を始め、十数年経った今でも、市役所でお会いすると生き生きと近況を報告してくださる方もいます。

何歳になっても社会とのつながりを求め、自由に、そして楽しく生きている人生の先輩方の姿を見て、私もこんな風になりたいと思うと同時に、市民大学の仕事に携わったことにやりがいを感じる瞬間でもありました。

どんな職業もそうでしょうが、良い面と悪い面があり、自分の中でそれをどう消化するかが仕事に対する満足度を左右するんだと思います。

現状でよしとするのか、別のより良い生き方を目指すのか。どっちが正解か分からないところが人生の難しいところですね。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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